2008年07月28日
佐賀市内にて地上デジタル放送工事
お久しぶりになりました、椛島Jr.です。先週は多忙なことに加え消防設備士の試験が目の前とあって更新が滞ってしまいました。
現場で学んだことを今日はひとつ書きたいと思います。
昨日家でNHKを見てると上の方に「アナログ」という文字を発見しました。デジタル以降を推進させるために、視聴者としては邪魔な(?)テロップを出して後押ししようということでしょうか?
ちょっと前にも書いたと思いますが、アナログ放送からデジタル放送に移行するためにはテレビを変えたり、地デジ対応のチューナーをアナログのみ対応テレビに繋いだだけでは映るとは限りません。以前お話した通り、デジタルの電波はアナログの電波の10分の1しかなく、受信が困難な場合がかなり出てきます。
地デジ放送は地元の放送局を保護するために「県外に電波が漏れないようにする。」という意味合いも含まれてます。つまり佐賀県内では福岡県や熊本県のテレビ局を見れにくくようにするとも取れます。
残念ながら今まで見れてたのに地デジで見れなくなるのは対策をしない限り避けれない状況でもあります。
佐賀市内で電波を受信しようとしたら、鳥栖市九千部山にある放送局(俗に言う久留米局)から電波を受信する必要がありますが、久留米局の電波は名前の通り(鳥栖市を超え)久留米市の方を向いており、佐賀市内方面には電波があえて届きにくくされてます。
ではどうすればいいのか?
![佐賀市内にて地上デジタル放送工事](//img01.sagafan.jp/usr/sbic1973/PICT0153.JPG)
答えはまず電波の受信力を上げるアンテナを取り付ける。
![佐賀市内にて地上デジタル放送工事](//img01.sagafan.jp/usr/sbic1973/PICT0155.JPG)
どこにアンテナをつけたらいいのか?と言うと今まで付いている場所がいいとは限りません。工事に行ったマンションは写真の上の方にアナログ電波のアンテナが付いてますけど、電波の強さを計測した結果写真左下の場所が一番感度が良かったようです。
このモニターは飛んでくる電波の感度をアンテナ通して測定してます。マンションの各家庭までちゃんと見れる強さの電波に達してるかを確認します。ここである一定の数値が出ないと見れない可能性が高くなります。工事担当に聞いたところ、佐賀市内でもどこらへんが電波強くて弱いのかは本当に各建物によるそうで、自分の家では見れても逆に隣の家で見えるとは限らないそうです。
工事の場所は佐賀市中心部ですが、佐賀駅近辺から佐賀市中心部は最近建設ラッシュの高層マンションの影響で映りにくいそうです。また大きな障害物となる佐賀県庁の西側なども軒並み悪いとのこと。特にどんどんどんの森付近は駅付近にマンションが非常に多い影響でかなり厳しいようです。
工事の場所はマンションでしたので、アナログ放送を見続ける家庭もあるのでまずアナログ電波と地デジ電波を見れるようにして(ミキサーの交換)、ブースター(弱い電波を2~3倍強くする機器)をより性能のいいものに交換しサガテレビ、NHK佐賀及び教育、FBS、KBC、RKB、TNC、TVQを同じ出力に押さえ各チャンネル見れるようにします。
テレビはアナログですが、左の機器が地デジチューナーです。これを通すと今使ってるアナログテレビで地デジ放送が見れます。
上記の写真はアナログ放送、地デジ放送両方、全チャンネルを見れるかを確認しています。アナログに限りNHK熊本とRKKのチェックもします。ただNHK熊本とRKK熊本放送は地デジだと映らなくなりますのでご注意を!熊本の局を見るためにはアンテナを増やす必要がありますし、その前に映るほどの電波が飛んできているかも調査する必要があります。
今回はみなさんにも縁がある仕事のお話だったと思います。さぁ我が家はいつから地デジ放送が見れるのか(苦笑)
現場で学んだことを今日はひとつ書きたいと思います。
昨日家でNHKを見てると上の方に「アナログ」という文字を発見しました。デジタル以降を推進させるために、視聴者としては邪魔な(?)テロップを出して後押ししようということでしょうか?
ちょっと前にも書いたと思いますが、アナログ放送からデジタル放送に移行するためにはテレビを変えたり、地デジ対応のチューナーをアナログのみ対応テレビに繋いだだけでは映るとは限りません。以前お話した通り、デジタルの電波はアナログの電波の10分の1しかなく、受信が困難な場合がかなり出てきます。
地デジ放送は地元の放送局を保護するために「県外に電波が漏れないようにする。」という意味合いも含まれてます。つまり佐賀県内では福岡県や熊本県のテレビ局を見れにくくようにするとも取れます。
残念ながら今まで見れてたのに地デジで見れなくなるのは対策をしない限り避けれない状況でもあります。
佐賀市内で電波を受信しようとしたら、鳥栖市九千部山にある放送局(俗に言う久留米局)から電波を受信する必要がありますが、久留米局の電波は名前の通り(鳥栖市を超え)久留米市の方を向いており、佐賀市内方面には電波があえて届きにくくされてます。
ではどうすればいいのか?
答えはまず電波の受信力を上げるアンテナを取り付ける。
どこにアンテナをつけたらいいのか?と言うと今まで付いている場所がいいとは限りません。工事に行ったマンションは写真の上の方にアナログ電波のアンテナが付いてますけど、電波の強さを計測した結果写真左下の場所が一番感度が良かったようです。
このモニターは飛んでくる電波の感度をアンテナ通して測定してます。マンションの各家庭までちゃんと見れる強さの電波に達してるかを確認します。ここである一定の数値が出ないと見れない可能性が高くなります。工事担当に聞いたところ、佐賀市内でもどこらへんが電波強くて弱いのかは本当に各建物によるそうで、自分の家では見れても逆に隣の家で見えるとは限らないそうです。
工事の場所は佐賀市中心部ですが、佐賀駅近辺から佐賀市中心部は最近建設ラッシュの高層マンションの影響で映りにくいそうです。また大きな障害物となる佐賀県庁の西側なども軒並み悪いとのこと。特にどんどんどんの森付近は駅付近にマンションが非常に多い影響でかなり厳しいようです。
工事の場所はマンションでしたので、アナログ放送を見続ける家庭もあるのでまずアナログ電波と地デジ電波を見れるようにして(ミキサーの交換)、ブースター(弱い電波を2~3倍強くする機器)をより性能のいいものに交換しサガテレビ、NHK佐賀及び教育、FBS、KBC、RKB、TNC、TVQを同じ出力に押さえ各チャンネル見れるようにします。
テレビはアナログですが、左の機器が地デジチューナーです。これを通すと今使ってるアナログテレビで地デジ放送が見れます。
上記の写真はアナログ放送、地デジ放送両方、全チャンネルを見れるかを確認しています。アナログに限りNHK熊本とRKKのチェックもします。ただNHK熊本とRKK熊本放送は地デジだと映らなくなりますのでご注意を!熊本の局を見るためにはアンテナを増やす必要がありますし、その前に映るほどの電波が飛んできているかも調査する必要があります。
今回はみなさんにも縁がある仕事のお話だったと思います。さぁ我が家はいつから地デジ放送が見れるのか(苦笑)
Posted by エスビック at 19:27
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