2008年06月09日
消防設備点検とは?その2
こんにちは、椛島Jr.です。最近は営業の方からこんなのをネタにして書いてくれって言われたりもしますが、まだまだ点検自体の流れなどもっと初歩的な部分を書いていないので、その辺をもっと書いていきたいと思います。
前回の記事の続きをお話します。消防設備の点検には建物の管理者、消防設備士、消防署の3者が関係します。今回は防火管理者についてお話します。建物にはそれぞれ所有者や賃借者さん(その他管理者・占有者等)がいらっしゃる訳ですけど、この方々には建物を安全に管理する義務を負います。防火上の管理の責任を負う人はこの場合“防火管理者”と呼ばれる立場になります。また管理者が“防火管理者”と言うのと同じく、建物は“防火対象物”と呼ばれます。
防火管理者は所有者さんなど管理権原者(法律用語なので“けんげん”の字は、限→×、原→○)から選ばれます。誰でもが防火管理者になれるものではなく、一定の資格が必要になります。建物の大きさによって甲種と乙種防火管理者と種類がありますが、資格取得にはさほど違いはありません。甲種は比較的大きくて人の出入りが激しい防火対象物(スーパー、病院、映画館など)。乙種は甲種以外の防火対象物になります。
・消防署が行う防火管理者資格講習を受ける。甲種は2日間、乙種は1日間。
・大学、短大、高等専門学校などで防災関係の学歴を持つもの。
・消防職員経験者
などが挙げられます。他にも資格取得する方法はありますけど、一般的なものは資格講習でしょうか?何度か防火管理者の講習へ手伝いに行きましたが、受講しに来る方はバイト先や会社の職場命令で行かされた、といった感じの方が多かったように思えます。20代の人でも接客業の店長さんなど多数見かけます。
防火管理者には自分が選任されている防火対象物の安全を保つ義務があります。これは災害など何か有事の出来事があった時、建物がしっかり管理されてるかの責任を負う立場の人なので、建物をしっかり管理しておらず万が一火災などの災害を引き起こして、例えば非常口の確保ができてないなどで逃げ遅れて死傷者を出す様になれば罪を問われることとなります。しかしその建物を安全に保つための消防用設備の管理には専門の知識と技術が要ります。そのために国家資格の消防設備士が存在します。エスビックではその消防設備士を多数抱え防火管理者の代わりに点検・整備をしている会社となるわけです。
ちょっと難しい話になってしまいました。これでも大雑把に書いたので多少詳しい説明を省いた部分もあります。もうちょっとわかりやすく書けるように勉強して行きたいと思います。それではその3に続きます。
前回の記事の続きをお話します。消防設備の点検には建物の管理者、消防設備士、消防署の3者が関係します。今回は防火管理者についてお話します。建物にはそれぞれ所有者や賃借者さん(その他管理者・占有者等)がいらっしゃる訳ですけど、この方々には建物を安全に管理する義務を負います。防火上の管理の責任を負う人はこの場合“防火管理者”と呼ばれる立場になります。また管理者が“防火管理者”と言うのと同じく、建物は“防火対象物”と呼ばれます。
防火管理者は所有者さんなど管理権原者(法律用語なので“けんげん”の字は、限→×、原→○)から選ばれます。誰でもが防火管理者になれるものではなく、一定の資格が必要になります。建物の大きさによって甲種と乙種防火管理者と種類がありますが、資格取得にはさほど違いはありません。甲種は比較的大きくて人の出入りが激しい防火対象物(スーパー、病院、映画館など)。乙種は甲種以外の防火対象物になります。
・消防署が行う防火管理者資格講習を受ける。甲種は2日間、乙種は1日間。
・大学、短大、高等専門学校などで防災関係の学歴を持つもの。
・消防職員経験者
などが挙げられます。他にも資格取得する方法はありますけど、一般的なものは資格講習でしょうか?何度か防火管理者の講習へ手伝いに行きましたが、受講しに来る方はバイト先や会社の職場命令で行かされた、といった感じの方が多かったように思えます。20代の人でも接客業の店長さんなど多数見かけます。
防火管理者には自分が選任されている防火対象物の安全を保つ義務があります。これは災害など何か有事の出来事があった時、建物がしっかり管理されてるかの責任を負う立場の人なので、建物をしっかり管理しておらず万が一火災などの災害を引き起こして、例えば非常口の確保ができてないなどで逃げ遅れて死傷者を出す様になれば罪を問われることとなります。しかしその建物を安全に保つための消防用設備の管理には専門の知識と技術が要ります。そのために国家資格の消防設備士が存在します。エスビックではその消防設備士を多数抱え防火管理者の代わりに点検・整備をしている会社となるわけです。
ちょっと難しい話になってしまいました。これでも大雑把に書いたので多少詳しい説明を省いた部分もあります。もうちょっとわかりやすく書けるように勉強して行きたいと思います。それではその3に続きます。
Posted by エスビック at 15:14
│消防設備点検業務